クライマーズ・ハイ (文春文庫)

 御巣鷹山の日航機墜落事件を題材にした、新聞記者の物語。
現代とその当時の場面を行き来しながら、主人公の心情が描かれていきます。
事故のことそのものよりも、それを通して主人公が、人間として、仕事人として、父親として、どう変化していったかに焦点が当たっているので、そういう点からは「沈まぬ太陽」よりはインパクトは弱いですが、こちらはこちらの面白さがありました。

 これを読みながら考えたことは、人は死ぬことがわかっているから一生懸命生きるものなのかもしれないということです。
「死」という終わりがなければ、いつでも「次」があるわけです。
でも私たちはいつか死ぬ。
「次」があるかどうかはわからない。
だから、これが最後かもしれない、そう思うからこそ、一生懸命になるのかもしれません。

 映画のほうも観てみたいなと思いました。


JUGEMテーマ:読書

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  • 2017.08.19 Saturday
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コメント
大勢の人が絡み合って、1つの新聞の紙面を作っている、駆け引きが、面白かったです。

ジャスミンさんには、それを超越して「死」と向き合うことを、考えたようですね。

2005年制作のNHKのドラマをDVDを借りてみましたが、映画を観てみたいものです。
  • まきと
  • 2009/03/27 10:16 PM
まきとさん
私は、一般の会社で働いたことがないので、社内のドロドロした人間関係とか上下関係っていまいちピント来ないんですよね^^;

でも紙面を作り上げるときの緊迫感は、読んでいてもどきどきしました!
  • Jasmine
  • 2009/03/28 2:47 PM
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
  • 藍色
  • 2010/07/16 6:23 PM
藍色さん
コメント&トラックバックありがとうございます。
すごくたくさん本を読んでいらっしゃるんですね!
良い本を読みたい時に参考にさせていただきます。
  • Jasmine
  • 2010/07/16 6:53 PM
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1985年、御巣鷹山に未曾有の航空機事故発生。 地元紙の遊軍記者、悠木和雅が全権デスクに任命される。 一方、共に登る予定だった同僚は...
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